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『生ごみ先生の元気野菜革命』 [☆☆]

・同じ野菜の中では、どちらかというと不健康で元気のない野菜に、虫は好んで寄りつくのです。ハエの生態を考えれば、おわかりいただけると思います。

・現在では「皆殺しではかえって病原菌が一人勝ちになる。多くの微生物がいるほうが、病原菌の繁殖を抑える」という考え方に変わってきています。「虫は敵、菌は敵」という洗脳から解かれるべきときが来ています。

・「虫食いのあとは、有機野菜、無農薬野菜の証拠」 みなさんそう信じて疑いませんが、それは違います。無農薬野菜でも、「おいしく、元気な野菜」には、虫はあまりやってきません。一方、「まずくて、元気のない野菜」には、虫はやってきます。

・ハエばかりでなく、モンシロチョウも青虫も、窒素代謝がスムーズに行われていない不健康な野菜の出す微量の揮発物質に吸い寄せられ、卵を産んでいるようです。

・虫は弱ったものを土に還して、世の中を元気な「いのち」で満たす役割をしていたのです。

・あまり報道されていませんが、「硝酸性窒素」は体内で肉や魚のたんぱく質と結合すると、「ニトロソアミン」という発ガン性物質をつくり出す危険性が指摘されています。

・アメリカやEUでは、野菜の「硝酸性窒素」濃度の上限値を定めています。一方の日本では、飲料水については基準が設けられていますが、野菜については野放し状態です。昔から常食してきたからという理由で、規制値がないのです。

・「無農薬野菜だから虫食いが当たり前」と生産者は胸を張り、「有機野菜だから、虫食いなのは仕方がない」と、消費者も半ばあきらめて買っている。私にいわせれば、それは元気野菜(真の有機野菜)ではありませ。たんなる虫食い野菜です。

・お米は精米すると発芽能力をなくすので、そのときから酸化が始まります。

・いちばんおいしい旬の時期は、値段が安すぎて経営が成り立たない。反対に、旬を外すと、消費者が高く買ってくれるので、無理に育てるわけです。

・空腹中は免疫力が上がり、ガンやアレルギーの予防になり、さらに空腹によって胃腸が活性化して、便秘まで改善します。

・何かあったら人のせいにする保護者がいる以上、責任を問われることのないよう、先回りして何でもやめておいたほうが無難なのです。



生ごみ先生の元気野菜革命

生ごみ先生の元気野菜革命

  • 作者: 吉田 俊道
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2010/12/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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