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『ラクガキ・マスター』 [☆]

・平行線。円と楕円。立方体と円柱。この3つが描ければ、その応用で、たいていのラクガキは描けます。

・リズムが加わると貧乏ユスリから音楽が生まれるのと同じで、線に自分の知識が加わると、貧乏ユスリから絵が生まれます。

・美しい線を知りたいときは、線の上に玉を転がしたと考えてみるとよいでしょう。なめらかに玉が転がるのは美しい線。玉がつっかえるような線は醜い線です。

・顔を描くのが楽しいのは、いろんな表情や感情が描きやすいからです。でも、カラダにだっていろんな表情がある。

・脂肪も筋肉も、動かないところに付きます。どんなに太っていても、肘や首などの関節まわりは脂肪も筋肉も付きにくい。

・もしも、本当に誰も見たことのない宇宙人のキャラクターをつくったら、誰もそれが宇宙人だとわかりません。キャラクターはみんなが見たことのあるものでつくらないと意味がないのです。

・絵は、紙に描くものだと思い込んでいましたが、恩師が子どものことは、地面に棒で描くものだったそうです。こんなに簡単に絵が描けるようになったのは、つい最近のことなのです。

・クルマ好きの子どもはドアミラーを忘れません。絵は下手でも描くべきものは描いてあるのです。逆に、上手に美しく描かれたクルマなのに、ドアミラーが付いてなかったりすると、すごくガッカリします。この人、クルマのこと全然好きじゃないんだなあと思う。



ラクガキ・マスター 描くことが楽しくなる絵のキホン

ラクガキ・マスター 描くことが楽しくなる絵のキホン

  • 作者: 寄藤文平
  • 出版社/メーカー: 美術出版社
  • 発売日: 2009/12/19
  • メディア: 単行本



タグ:寄藤文平
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