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『無駄に怒られない社会のツボ』 [☆☆]

・これからの時代、どんどん新しいやり方がでてきますから「人の教えてもらわないとわからない」という人たちより、マニュアルに強い人たちのほうが、進歩が速いでしょう。

・怒られているあいだ、あなたは「怒られ役」です。その役は相手から何を求められているかを考えてみましょう。答えから先に言うと、相手のあなたに対するニーズは、「理解と反省」です。

・二次災害につながらないように素早く反省し、その気持ちを言葉で表すのが正しい怒られ役のあり方です。

・「コミュニケーションは自然に身についていく」「天性のもの」という幻想すらあるので、会社の上司たちのほとんどが教え方をわかっていません。その結果、「仕事に必要で、誰も教えてくれないけれど、うまくできないと責められる」という悪循環となっています。

・素の自分をマナーで包み込むとは、社会の波風から素のメンタルを守る処世術でもあります。

・相手に気を遣うとは、とにかく話しかけることではないのです。雑談は必要ですが、どのような場でどんな話が必要かを見極めなければ、雑談ならぬ雑音となります。

・男は一般的に「どういうことが起きて、こうなったか」を聞かれたいものです。なぜ自分はここにいるのか、なぜ成功したのか。男性は筋道だてたロジックが好きだから、政治とプロ野球が好きなのでしょう。

・女性はまた、「自分を分析されたい」という願望がとても強いもの。しかも、聞いたことのないキーワードをぽんと出されることを好みます。だから女性は占いに行くのでしょう。

・女性が謙遜するのは、「そんなことないですよ、と打ち消して、もっとほめてね!」というサインです。

・「リアルはどうでもいい。ネット上にリア充の証拠写真を上げられたら、今、まわりにどう見られても別にいい」と思う人は、取引先との会食でさえ料理を撮影してしまいます。

・平均的なことにささやかなプラスαを付け足すだけで、要領よくなれます。みんながあまり要領が良くない日本でそれをすれば、人より抜きん出ることも可能です。

・その他大勢のコモディティにとどまらないためには、常識を疑うことが一番の近道です。

・世に言われているビジネス論はたいていが1960年代に生まれたものです。その頃は当たり前だった「残業すれば偉い」というのは。50年経った今、もう常識ではなくなっています。効率が悪い仕事をしているから残業をしているのであって、遅くまで働いている人は偉くない。



無駄に怒られない社会のツボ

無駄に怒られない社会のツボ

  • 作者: おち まさと
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2013/04/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



タグ:おちまさと
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