SSブログ

『ビジネスパーソンのための自分プロデュース術』 [☆☆]

・新しいバッグを使い始めてみると、部屋の隅に置かれた前のバッグを見て、すごく違和感を覚えたのです。「こんなにボロボロの状態のものを、恥ずかしいとも思わず持ち歩いていたんだなぁ」と。

・何か行動を起こすとき。「眠る」「食べる」などの基本的行動ではなく、今もそれなりに満たされている状態であるにもかかわらず、あえて変化を求めて活動するときには、必ず「きっかけ」と「目的」が存在します。

・今の若い人たちは、子供の頃から「選択肢の中から選ぶ」ことに慣れてしまっているように感じます。

・情報社会で育ってきた人たちは、要領よく情報を集め、必要なものを選び出すのがとても上手です。しかし、自分が全く知らないものを探求しようとする「サーチ感覚」が欠けているように感じるのです。

・就職活動をする学生や社会経験が浅い第二新卒は、「一般消費財」を扱うメーカーなどを希望する傾向が強く見られます。食品、飲料、家電、日用品など、自分の生活になじみがある、自分の目に触れる範囲の業種から選んでいるためです。彼らは、BtoBビジネスを展開していたり、部品・素材などを扱っている魅力的な企業の存在に気付いていません。

・「わかっていること」と「伝えられること」は違う。

・「思いを込める」とは「丁寧にする」ことである。

・面接で、「話が長い」という理由で不採用になるケース、実は多いのです。不採用理由の出現率でいうとワースト2くらいに位置するほど。

・自分は必要だと思って話していても、相手にとっては必要な情報とは限らない。それを意識できないと、限られた時間をムダに過ごしてしまうばかりか、マイナスの印象を残してしまいます。

・質問は「はい」か「いいえ」といった選択で答えられるものと「どう思いますか」といった考えや意見を求めるものに分けられます。質問を受けたときに、まずどっちなのかをとらえると答えが的外れにならずに済みます。

・饒舌さが不快感につながる人の場合、誰でもが言いそうな一般論の繰り返しですべてが抽象的、という傾向が見られます。その人の内部から発せられているような重みがなく、とても軽く、薄い印象を受けるのです。

・無理して饒舌になろうとすると、借り物の一般論を盛り込んでしまいがち。

・話が長いというのは、単に時間的な長さの問題だけでなく、「双方向のコミュニケーションが活性化しない」という状況でもあります。

・会話のキャッチボールを増やすには、相手が「質問したくなる」ようにしましょう。何もかも話してしまうのではなく、ある程度ポイントを絞るのが、ひとつの手です。

・「質問が浮かばない」というのは、自分自身で何の仮説も立てず、相手に依存している状態。情報を与えられるのを待っているだけの「受け身」の状態といえるでしょう。





ビジネスパーソンのための自分プロデュース術 転職に役立つ「自分の強み」の作り方、活かし方

ビジネスパーソンのための自分プロデュース術 転職に役立つ「自分の強み」の作り方、活かし方

  • 作者: 細井 智彦
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2008/12/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



タグ:細井智彦
nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

トラックバック 0