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『25歳からのひとりコングロマリットという働き方』 [☆☆]

・会社にあれこれ文句を言う人ほど、会社に依存しているものです。自立した人なら、本当にいやだと思えばとっくにやめています。しかし、依存しているから「いやだけどやめられない」状態になる。だからまた文句が出てくる。

・まともな経営者なら、たった一社としか取引しない、などというリスクの高いことはしないでしょう。それでは自分の立場が弱くなるし、いやでも相手に依存せざるを得なくなるからです。ひとつの会社に勤める以外何もしていない人は、そういう不安定な会社の経営者と同じです。

・「稼ぐ」より「使う」練習。半分の生活費でやってみる。

・いまだに忙しさを成功のバロメーターにしていて、余裕のある人を見ると「忙しくなさそうなのに、いいマンションに住んでいてあやしい」などと言う人もいますが、遅れているとしか言いようがありません。

・ランニングでも、タイムを上げるには負荷をかけることが必要です。時間やお金も同じで、自分で目標を作って負荷をかけることで、上手に使えるようになっていくのです。

・震災の後、首都圏では、電車が止まっていても何が何でも出社しようとする人たちが、駅やその周辺に大行列を作りました。その姿は「ひとつの会社、ひとつのワークスタイル」という枠の中に一生懸命おさまろうとしているようで、なんとなく悲壮感が漂っていました。

・なにか都合を聞かれて「いつでもいいです」と言ってしまう人もいますが、そういう人は成功できません。そういう受け身の姿勢は「仕事は少ないし、来るのは大変な仕事ばかり」という状況を招いてしまうのです。

・納得できる環境は、誰かが与えてくれるものではなく、自分の力で作るものです。

・会社に就職して同じ会社の先輩しか見ていないと、その会社にずっと勤めるか、同業他社に転職して横に移動するぐらいしか考えつきません。でも、自分とまったく違うやり方で違うことをやっている人を研究してみると、新しい選択肢や、いくつかの要素をミックスさせるという発想も出てくるでしょう。

・これからは収入源を複数持っているべきだと思います。会社の給与だけに頼っている人が職を失えば、もう収入が途絶えます。

・ひとつひとつは小さい金額でかまいませんが。何種類かの収入を得られるようにしていきましょう。

・人が出した結果をただうらやむよりも、その裏にある地道な努力を学ぶことが成功の秘訣です。

・みんなが業界1位を目指したら、売れている会社を研究することになるので、画一化が進むばかりでいいものが生まれません。

・これからは、古いカテゴリーに当てはまらないように生きたほうがいいのです。会社員、公務員、団体職員等々、さまざまな書類やアンケートに用意されたカテゴリーに当てはまる仕事をしている人は、むしろちょっと危険だと思ったほうがいいのではないでしょうか。





25歳からのひとりコングロマリットという働き方 ~仕事も肩書きもひとつじゃなくていい.~

25歳からのひとりコングロマリットという働き方 ~仕事も肩書きもひとつじゃなくていい.~

  • 作者: おち まさと
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2012/01/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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