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『年収1000万円の貧乏人年収300万円のお金持ち』 [☆☆]

・もらった給料の1~3割を貯金箱(貯蓄用の通帳)に入れてしまうのです。そして残ったお金でその月の生活費の予算分けをして、その予算内で生活する。ただそれだけです。

・富とは、持っているお金の額のことではない。富とは、お金をすべて失ったときに残っているもののことである。

・お金だけを子供に残そうとすることが間違っているのです。子供にはお金という資産だけでなく、お金に対する正しい考え方、資産運営をする能力、よい投資案件を引っ張ってくるネットワーク、資産を守る税理士・弁護士などの知的・人的つながり、これらすべてを残さないといけないのです。

・無料セミナーは、投資のノウハウを教えて投資家に儲けてもらうためではなく、自社の顧客になる投資家を集めて顧客リストをつくることが目的だからです。

・本当においしい話ならば、なぜ彼らは自身で投資しないのでしょうか。答えは簡単。本当は、たいしておいしい話ではないからです。本当に儲かる投資案件であれば、銀行も証券会社も自社の投資部門で投資するはず。

・サラリーマンの給料は、国と建設会社と銀行が回収する仕組みになっているのです。

・築30年の一戸建ては、建物の価値がゼロになります。築30年のマンションは「そろそろ建て替えないと」という話が持ち上がってきます。

・よい投資とは、買ったときに利益が出ている投資だ。つまり、市場価格よりも割安で買えれば、買った瞬間に転売して利益を確定できます。そういう投資こそが、よい投資なのです。

・投資力がないのに資産だけ持っていると、簡単にカモにされてしまいます。

・不動産業者は、利回り10~11%の物件をフルローンで買ったら、お金が残らないと理解しています。だから、自社では買わずに、お客を見つけて売りつけるのです。

・札幌では投資物件の供給過剰が極端な状況になっていて、なんと家賃1万円台のワンルームマンションがゴロゴロしているのです。

・素人の投資家の話の中によく出てくるのが、「株価が上がっているから買いました」という言葉です。「上がるから買う」と言う人は、結局、その株価が割高なのか割安なのか判断できていないのです。

・投資は、ある意味、単なる「お金のゲーム」です。しかも高度な頭脳ゲームといえます。理性的に対応しないと勝てません。

・投資は、あくまで数字のゲームです。淡々とスコアを取っていく(お金を儲けていく)感覚がないと勝ち続けることはできません。

・みんなと一緒になって、「値段が上がったら興奮して、値段が下がったら恐怖を感じる」という精神状態ではいけないのです。そこから距離を置いて、市場の感情を冷静に分析しなければなりません。投資で勝ち続けるためには、感情を克服しないといけません。

・進歩がないのは、常にあるシステムや手法から別のものに変えてばかりいるため、どれについても熟練できないからだ。結果として、6年の経験の代わりに1年を6回経験して、それらのトレーダーは終わってしまうのです。

・勝負事や相場も、運を天に任せるとギャンブルになってしまいますが、ノウハウや「優位性」をもって、アプローチや戦略をつくり上げることによって、投資もギャンブルではなく、仕事になるのです。

・「絶対に投資で損をしたくない」と言う人がたまにいます。そういう人は、そもそも投資をする資格がありません。しかし、そういう人にかぎって、投資に慣れていないぶん、「元本保証、高利回り」などの怪しい詐欺話に引っかかってしまうのです。





年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち

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  • 作者: 伊藤 邦生
  • 出版社/メーカー: 中経出版
  • 発売日: 2013/02/09
  • メディア: 単行本



年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち (中経出版)

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