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『日本人の英語勉強法 なぜ日本人はこんなにも英語ができないのか?』 [☆☆]

・日本人が英語を習得するには2200時間かかる。

・「学校で何年も英語を習ったのに使えない」と嘆く必要はない。実質、ほとんど学んでいないのだから、使えなくて当然なのである。

・英語の文章の基本である「結論→論拠→一歩進んだ結論」という3段構成で書かれていないものも数多く見受けられる。

・「中身がない」とはつまり、表面的な会話で、相手に対して、何も情報提供をしていない会話。

・英語は、あくまでもコミュニケーションのツールである。いくらペラペラと流暢に英語が言えても、そこに中身がなければ、コミュニケーションをしていることにはならない。これでは本当の意味で「話す」力があるとは言えない。

・英語を習得する上では、焦りは禁物。語学はすぐに身につくものではない。今日30%できているのならば、明日は31%を目指す。大事なのは、30%に達したら、29%に落ちないように努力すること。

・日常において、最低限の「話す・聞く・読む・書く」ができるようになるには、基本の2000語を習得する必要があると言われている。なお、この2000語は、インターネットで「The General Service List」と検索すればすぐにヒットする。

・復習は、まず、覚えたらその1時間以内にすることだ。この1回目の復習は非常に大事だ。これが記憶にしっかり残すためのベースとなる。そして次の復習は1日後。これで記憶はさらに補強され、その後は、3日後→1週間後→1か月後と、復習を繰り返す。ここまでやれば、たいていは長期記憶に移行する。ただし、そこでまた放っておくと、記憶が薄れてしまう。必ず1か月に1回くらいの間隔で復習すること。

・「言葉が出てこない」理由として、「英語力が足りない」ということよりも、雑談力が不足していることが挙げられる。

・TOEICの点数は高くても、実際には英語が使えないという人がしばしばいる。これは、私に言わせれば、英語の「ペーパードライバー」状態だ。





日本人の英語勉強法

日本人の英語勉強法

  • 作者: ジェームス・M・バーダマン
  • 出版社/メーカー: 中経出版
  • 発売日: 2013/10/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)






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