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『コンテキストの時代 ウェアラブルがもたらす次の10年』 [☆☆]

・好みの飲み物や客の仕事の様子を知っているバーテンの代わりに、センサーとセンサーが収集したデータがあなたの好みと習慣を知っている。

・もしゼネラルモーターズがコンピュータ産業なみのテクノロジー進歩を遂げていたら、車の価格は25セントになり、燃費は1ガロン当たり1000マイルになっていただろう。

・現代の高級車の例に洩れず、テスラは、イベント・データ・レコーダ(EDR)という車の挙動をすべて記録する小さな装置を装備していた。EDRは航空機のブラックボックスの自動車版だ。

・一般消費者は車を選ぶ時に車載コンピュータ・システムのことなどあまり考えないものだ。しかし、今後はよく注意を払ったほうがよい。快適なカーライフを楽しめるかどうかに大きく関係してくる。

・マハンはハンドルの前に座っていたが、運転はしていない。むしろしていたほうが危なかっただろう。彼は全盲だからだ。マハンは、発売されたらすぐに1台欲しいという。米国内の2500万人の視覚障害者にとってもおそらく同じだろうし、世界中の障害のために運転をあきらめている人々にとってもそうだろう。

・次世代の自動車利用は2つの形態に分かれるかもしれない。自動運転車を選ぶ人たちと、一切車のない生活を選ぶ人たちだ。後者のグループは、その人数も、重要性も増えつつある。われわれは、彼らをニューアーバニスト(新都会派)と呼ぶ。

・複数の調査結果が、都市部の若年化と富裕化が進む一方、郊外では人口減、高齢化が進み、貧困の増加が認められるという複数年にわたる傾向を報告している。

・「つながっている人間」という概念は、あまりにもデバイスとつながりすぎて、離れると人間としての能力まで衰えてしまう人たちを指す。

・人間以外の物体に話しかけることは、それほど奇妙なことではない。人々は既にペットと話しているし、ほとんどの人は機械に向かって激しい言葉をあびせた経験がある。

・不思議なことに、パソコンが年を重ねるごとに、より小さくシンプルで低価格になるのに対して、テレビはより大きく複雑で高価格になっていく。あなたのテレビの後ろにあるケーブルやプラグの数は、デスクトップパソコンより多いに違いない。




コンテキストの時代―ウェアラブルがもたらす次の10年

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  • 作者: ロバート・スコーブル
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2014/09/20
  • メディア: 単行本



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