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『男の子の本当に響く叱り方ほめ方』 [☆☆]

・自分の気持ちや思い、伝えたいことやメッセージはしっかりとあります。その思いを伝えるのに、自分が一番使いやすい「身体性」を活用します。それが時として暴力や破壊につながるのです。

・お調子者ゆえに、周りからの期待に必ず応えようとします。うまくいくかは別として、周りからどのように見られているかをよく理解しています。そのタイミングで周りから良い反応や笑いが起こったりしたら、そりゃもう! 大興奮です! どんどんエスカレートしていきます。

・叱ることが形骸化してしまっているのです。結局叱ることに意味もなく、効果もないのであれば、一度すっぱりやめてみましょう。自分の中で「叱ること」をやめると決めてしまうのです。

・叱らないと決めてみると、これまでとは見える景色が違ってくると思います。今までは気に入らないことがあると、それに対して条件反射のように声を出して叱っていました。叱ることができないと、気持ちの中で気に入らないことに対する意識が低くなります。感覚の低下です。いわゆる「閾値」が低くなる感じです。少し「叱る」心の感覚が鈍化します。

・子供たちの言語能力はまだまだ未発達です。言葉を理解できますが、その内容の細微については、十分に理解できていないでしょう。子供が人を理解するのは、基本は表情から。

・プロセスをほめる。努力は100点のように上限もありませんし、形として見えません。それだけに、どこまでも頑張れるものです。

・子育ては親の価値観を押しつける行為です。「押しつける」と言うと少し乱暴に聞こえるかもしれませんが、「良い・悪い」の判断基準をしっかりと子供の心に作るのは、やはり親の役割です。



男の子の 本当に響く 叱り方ほめ方

男の子の 本当に響く 叱り方ほめ方

  • 作者: 小崎 恭弘
  • 出版社/メーカー: すばる舎
  • 発売日: 2014/10/01
  • メディア: 単行本



男の子の 本当に響く 叱り方ほめ方

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  • 出版社/メーカー: すばる舎
  • 発売日: 2014/10/14
  • メディア: Kindle版



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