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『ビジネスは30秒で話せ』 [☆☆]

・ビジネスの世界では、コミュニケーション下手では成功しない。理由は簡単。みなさんが自分の言いたいことを相手に伝えられなければ、代わりに他の誰かがやってしまうからだ。

・みなさんが話す相手の一般的な人たちは、「アリのようにちっぽけな集中力しか持っていない」と心に留めておこう。とにかくメッセージは簡潔にする。そうすれば相手の頭に残るチャンスが大きくなる。

・どんな時でも少し時間を使って、「この場ではどういったメッセージを用意するべきか」を考える癖をつける。そして、頭に浮かんだ話や考えを、必要な時にすぐ話せるよう一口サイズにまとめて準備しておく。

・自分のメッセージを相手に伝えるには、自分が言いたいことだけでなく、「相手が何を知りたいのか」ということを念頭に置かなければならない。

・自分が何を言いたいのか頭にハッキリ浮かばないうちは、絶対、絶対、絶対に話し始めてはダメだ!

・相手を説得しなければならない時に、単に相手に情報を与えるだけの安易な方法を取ってしまう人が非常に多い。

・父親が息子に「おまえの部屋は豚小屋みたいだ」と言った。しかし「床の下着を拾って、5分以内にベッドを綺麗にしなさい」と具体的に言わない限り、息子は何もしないだろう。

・プレゼンテーションの終わりに、話し手が聞き手に何か行動してもらう、または聞き手が話し手から何かメリットを得る、このどちらかがなければ、何のためにそのプレゼンテーションをしたのか? プレゼンテーションの意味が全然なかったと言える。

・相互作用の法則はとても簡単。人は基本的に自分がされたように、その相手に接したり反応したりする。例えば、自分が「相手から気を遣われている」と感じたら、その相手のことも気遣う。「否定されている」と感じたら、その相手のことも否定する。

・診断中に私は決心してその医師に話しかけ、仕事がどれだけ好きか尋ねてみた。「仕事自体は好きなんだが、失礼で扱いにくい患者がいっぱいいてねぇ」と彼は不満げに答えた。当たり前だ! 患者が失礼で扱いにくくなる主な原因は自分自身なんだから!

・英語で「Perception is reality」(受け取られたことが現実だ)という表現がある。自分では「デキる」と思っていても、相手がそう思っていなければ、相手のその受け取り方が現実だ。

・言葉はお金のようなものだ。少なくて済むところになぜ必要以上に使うのか。言葉にも予算があると考えて、ムダ遣いを止めて効率的に話そう。

・人から見られたり聞かれたりする機会を自ら意識して見つけない限り、その他大勢の中に紛れて見えなくなってしまうと肝に銘じておこう。



ビジネスは30秒で話せ!

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