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『「なりたい人」になるための41のやり方』 [☆☆]

・「0→1」は、日々の小さな「初めて」から始めることができる。通い慣れた道で、それまで曲がったことのない角を曲がってみる。読んだことのない分野の本を読んでみる。

・まず、一歩踏み出す恐怖を乗り越えるコツは、その「プロセスを楽しむ」こと。

・いい失敗とは「検証できた失敗」で、悪い失敗とは「検証できなかった失敗」だ。

・失敗で問われるものが「きちんと検証できたかどうか」であるなら、成功で問われるべきことは「どれくらいの犠牲を強いたか」だ。多くの人を傷つけたり、多大な犠牲を強いたりした末にたどりついた成功は、あまり褒められた成功ではない。

・戦士が戦いで負った傷を「バトル・スカー」という。

・戦士にとって重要なのは、傷を負わないことではない、致命傷を負わないことだ。

・物事に一喜一憂しない人というのは、心理学的に見て、レジリエンス(精神的な弾力性)が高く、物事の持続力が非常に高いのだそうだ。

・もう嫌だと思うまで剣玉の練習をしてもらったところ、うまくいったときに派手に喜んだり、失敗したときに落ち込んだり文句をいう人は持続時間が短く、うまくいってもいかなくても淡々と練習し続けた人は持続時間が長く、上達も早いという結果が出ている。

・つらいと感じたときに、ゴールを見てもつらさのほうが勝るようなら、それはゴールの価値が努力に見合っていないと無意識に判断している、ということにほかならない。つまり、魅力的なゴール設定ができていないということだ。

・努力はコツコツ積み重なていくことで大きな結果につながるが、損得は小さな得を積み重ねていったほうがいいとは限らない。目先の小さな得ばかりを求めて、積み重ねていっても、ベストの人生に行き着くわけではない。

・チャレンジして負ったケガは、勇敢な戦士の証であるとともに、より強靭な戦士へと成長させる「バトル・スカー」だということを忘れないでほしい。

・「健全な精神は健全な肉体に宿る」というが、実際体を鍛え、基礎体力がつくと、すべてのことに頑張れるようになっていく。

・わたしは、まわりの人に「しょうがないな」と思ってもらえたら、「しめたもの」だと思っている。呆れられようが、常識のないヤツだと思われようが、わたしにとってそれは、やりたいことができる環境を手に入れたことにほかならないからだ。

・いくらトライしても、それが常識の範囲の中に収まっていたら、得られる結果も常識の範疇に留まるだろう。これでは見える世界も変わらない。常識というリミッターを外してトライするからこそ、視野が広がるのだ。

・わたしが目指す「安定」は、どっしりと動かない「静的安定」ではなく、ジャイロスコープのように動き続けていることで安定する「動的安定」だ。

・質問をするとき、多くの人は専門家や知識が豊富な人に聞こうとする。でも、それでは常識を超える発想はなかなか出てこない。

・みんなが同じ「iPhone」を欲しがるのに、手に入れると自分好みのカバーをつけて、他の人のとは違うようにする。これも、顕在意識では世間が認めた価値に追従しながら、本能の部分では「新しいもの」や「違うもの」を求めている表れだといえるだろう。

・普段は選ばない色の服を着てみる。コツは「意識的」に選択するということだ。自分の明確な意思でこれを選択したといえるものがあると、それが人生の中のほんの小さなことだったとしても、自分で自分の人生をコントロールしているという感覚を持てるようになり、自身や満足感が生まれてくる。

・他人の価値観に合わせていれば、人は幸せは感じられない。世間の価値観に合わせても、人は幸せには生きられない。自分の価値観に合わせて生きることが、幸せな人生を生きる最短コースだと、わたしは思う。



「なりたい人」になるための41のやり方

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  • 作者: 窪田 良
  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2015/08/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



「なりたい人」になるための41のやり方

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