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『大人の勉強力(秘)ノート』 [☆☆]

・サッカーのように時間制限のあるスポーツでは、いまや、だらだらと何時間も練習するのは時代遅れとされている。試合の時間に合わせて、45分間集中して練習すれば休憩を入れて、また45分間集中して練習する。合わせて90分のトレーニングをこなせば、そこでチーム練習をスパッと終わるというのが常識となっている。

・覚えた知識はどんどん人に話す習慣をつけるといい。家族や友人知人、相手は誰だってかまわない。人に教えれば、あやふやだった知識が整理されて、理解が進むからだ。

・古くから伝わる言葉に「聞いたことは忘れる。見たことは覚える。体験したことはわかる」というのがある。

・テキストなどから学んだ知識と現実の体験がタッグを組めば、よりいっそう理解が深まり、忘れられない記憶へと変化していくのだ。

・「物忘れがひどい」と嘆く人もまた、年齢を言い訳にして、努力を怠っているタイプといえる。

・物事に過剰な期待を抱かなければ、ストレスはそうは増えない。それが、自分の脳を守ることにつながるのだ。

・子供の早期教育として、よく推奨されるのは「バロック音楽」である。「バロックを聞かせると、頭のいい子が育つ」というわけだ。子供に限らず、大人もバロックを聞くと頭がよくなるといわれる。

・脳がいかにブドウ糖を必要とするかについて、ドライバーをめぐる報告がある。時速70キロで運転するとき、ブドウ糖を摂ったドライバーは、摂らないドライバーよりも運転ミスが少ないというのだ。これが時速100キロの運転となると、両者の差は歴然とし、ブドウ糖を摂らないドライバーのミスは、摂ったドライバーのミスの6倍にものぼるという。ブドウ糖不足に陥ると、注意力が散漫になるためだ。

・新聞や雑誌の記事を読んで、「要するに」とまとめる習慣をつければ、むろん読んだ記事が鮮明に頭に残ることになる。インプットの段階で、情報が分析され、整理されるため、記憶に長く残りやすくなるのだ。

・今の時代、データは、読ませるのではなく、見せるのが鉄則。パソコンを使えば、棒グラフや円グラフをすぐに作成できるのだから、より読みやすい文章にするため、数値データは極力視覚化することだ。

・四代工業地帯は「工業地帯」と呼ぶのに、京葉、東海、瀬戸内工業地域などは、いずれも「工業地域」と呼ばれている。これは、規模の大きさで区別しているのではなく、時期の違いによるもの。第二次大戦前から工業が発達したところは「地帯」、戦後に発達したところは「地域」と区別しているのだ。

・二毛作は、同じ耕地で1年に2種類の作物を作ること。同じ耕地で同じ種類の作物を作る「二期作」とは異なるので注意しよう。

・温度をマイナス10℃に設定した冷凍庫で、オレンジジュースなどを半分ほど入れたペットボトルを2時間冷やすと、中の液体は凍っていないのに、ペットボトルはよく冷えた状態になる。そこで、ペットボトルを振るなどの衝撃を与えると、水の分子が急激にくっつき、中のオレンジジュースがフローズン状態になる。



やり方しだいで結果が出せる大人の勉強力○秘ノート (できる大人の大全シリーズ)

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 青春出版社
  • 発売日: 2015/10/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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