『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』 [☆☆]
・盲点だった。こちらが相手を怪しむことで頭がいっぱいで、相手から怪しまれる可能性をまったく考慮していなかったのである。
・相手のことを何も考えなくても、理由なんて何もなくても、本はすすめられる。「とにかく自分が読んで面白かったから」というのはシンプルにして最強のおすすめ文句。
・普通の食事では楽しさが生まれないような気がして、無意味にちょっと高いものを食べたりした。
・「不幸なやつは不幸そうな顔してろよ」という無言の圧力がない気がした。
・極限まで暗い作品にしか救えない人の心もある。
・アウェイな場所に参加するときは、話しかけられそうな人を探してもいいが、すぐに見つからない場合はスマホなどをいじらずに、わかりやすく手持無沙汰でポツンとする方がよい。その方が、その場の中心的存在の人が声をかけてくれて仲間に入れてもらえることが多いからだ。
・相手のことを何も考えなくても、理由なんて何もなくても、本はすすめられる。「とにかく自分が読んで面白かったから」というのはシンプルにして最強のおすすめ文句。
・普通の食事では楽しさが生まれないような気がして、無意味にちょっと高いものを食べたりした。
・「不幸なやつは不幸そうな顔してろよ」という無言の圧力がない気がした。
・極限まで暗い作品にしか救えない人の心もある。
・アウェイな場所に参加するときは、話しかけられそうな人を探してもいいが、すぐに見つからない場合はスマホなどをいじらずに、わかりやすく手持無沙汰でポツンとする方がよい。その方が、その場の中心的存在の人が声をかけてくれて仲間に入れてもらえることが多いからだ。
出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと
- 作者: 花田 菜々子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2020/02/01
- メディア: 単行本
タグ:花田菜々子