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『片づけの解剖図鑑』 [☆☆]

・南側がすべて掃き出し窓になっていたりする、いわゆる「開放的な住宅」は、とても素敵な印象を見る者に与えます。けれど実際の生活は小さな苦労の連続。窓が大きい分、壁の面積が小さくなるので、モノの寄りかかれる場所が減り、ちょっとした棚を置こうにも最適な場所が見つからないのです。

・リゾートホテルのプールサイドには必ずデッキチェアがあるように、シンクのそばにも洗ったものを置く場所がなければならないのです。

・アイランドの部分にコンロをもってくると、油の飛散で部屋中が悲惨なことに。

・家は少し小さめにつくるくらいがちょうどよい、という経験則がある。

・設計の段階で「自転車をどこに置くか」考えている設計者はあまりいません。

・音を片づける──なんとも情緒的な表現ですが、心地よい住まいには、例外なく音をうまく片づける仕掛けが施されています。

・よく「親の顔が見てみたい」というが、モノの多い家庭の一世代前の家にお邪魔すると、果たしてそこもモノの多い家庭であることが多い。



片づけの解剖図鑑

片づけの解剖図鑑

  • 作者: 鈴木信弘
  • 出版社/メーカー: エクスナレッジ
  • 発売日: 2020/01/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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