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『話すチカラ』 [☆☆]

・集団の中で個を取り上げると、みんなの一体感が生まれます。田中角栄も、演説中に「おばあちゃん、そうでしょう」と、いきなり目の前のおばあちゃんに話しかけて、そのほかの聴衆の心をギュッとつかんでいました。

・学問の世界では、結論を出すことに必ずしも大きな意味はありません。むしろ、「問い」を提示することが重要です。

・歴史的な事象は「○○があって、××が起きることによって、第二次世界大戦へとつながった」というように段取りで説明できます。つまり、段取りを説明する能力があれば、ものごとを理解できるようになるのです。

・案外、企業の部長や社長といった上役は、褒められる機会が少なくて、本音では褒められたがっているのではないでしょうか。

・どんな業界でも、仕事でいいアウトプットをしたかったら、その3倍くらいのインプットをしておく必要があります。

・時事ニュースは、一度見たくらいではすぐに忘れてしまいますが、3つくらいの媒体で目にすると完全に頭に定着します。

・流行りものに接しておくと、「その時代を生きた」という実感が得られます。

・自国の言葉で最先端の学問が学べる、これは先進国であるという証です。世界中には、高等教育が英語で行われている国もあるのです。

・「ゼロ」は英語で「れい」は漢語。大和言葉の読みはありません。日本では当時、ゼロの概念がなかったので「0」に相当する大和言葉は存在しないとされています。

・私は学生を教えている経験から、人の情報再現能力には疑いを持っています。中高生の期末テストを見ればわかるように、教師が教えたはずの内容が誤解されているケースが多々あります。つまり、SNS上のネガティブなコメントも、ピントがずれている場合が多いのです。



話すチカラ

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