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『東京改造計画』 [☆☆]

・日本人は「全員を平等にしよう」と考えすぎて、結局「全員貧乏」になってしまっているのだ。

・自動運転が当たり前の時代になると、今の自動車のようなカタチにこだわる必要はなくなる。飛行機のファーストクラスの座席のような座り心地の良いイスに座ったままで自動で移動できるようになる。

・行政は民間ではできないことをするための機関であって、民間ができる仕事を行政がする必要はない。だから都バスも都営地下鉄も都電(いわゆるチンチン電車)も東京都交通局の管轄にはせず、全部民営化してしまえばいいのだ。

・昔は冷蔵庫や冷凍庫の設備が乏しかったため、暑くなる前の早い時間帯にセリをする必要があった。今は冷蔵庫も冷凍庫も空調も完璧に整っているのだから、わざわざ朝っぱらからセリをする必要はない。

・その場でさばいてすぐ食べた方がうまいのは、魚の部位の中では内臓くらいだ。獲れたてのものを半日以上に食べなければ、内臓はすぐ腐ってしまう。牛肉も、食肉加工してからすぐ食べるのはホルモンくらいだ。

・たまたま入った学校の先生に教わるより、日本一教え方が上手い林先生の授業をオンラインで受けた方がよっぽど学びになる。

・偏差値50未満の子供は、40人クラスであれば15~20人くらいだろう。授業についていけない彼らを置いてきぼりにして、どんどん授業を先に進めるのは気の毒だ。

・「悪いものは悪い」と言って議論をすることすら否定した瞬間、人は思考停止する。

・「Zoom」で会議を開いているのに、1人だけまったく発言しない人間がいる。そういう人は、そもそも「Zoom」上のバーチャル会議にすら呼ばれなくなったりする。

・テレワークではアウトプットでしか評価のしようがないから頑張っているフリをしても一切意味をなさない。

・冷暖房が効いた図書館でホームレスが本を読むのは自由だとは思うが、そうした状況を放置したままでは、他の利用客が図書館へ来たいと思わないのは当たり前だ。

・AIとロボットの技術が進めば進むほど、人間が汗水垂らして働かなくても機械が働いてくれるようになる。そうなったとき、いかに充実した「暇つぶし」ができるかがポイントだ。

・そもそも生活保護を受けて暮らしている貧困層の多くは、情報格差の中で取り残された情報弱者だったりする。生活保護を受けているのに、なぜか電話代が1か月に3万円もかかっていたりするのだ。

・電話代が3万円もかかるわけがない。情報弱者には、知恵を使ってそこを節約しようという発想がないのだ。安く生活する方法はいくらでもある。



東京改造計画 (NewsPicks Book)

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  • 作者: 堀江貴文
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2020/05/29
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