SSブログ

『数学独習法』 [☆☆]

・「幾何」という漢字は「いくばく」とも読み、もともとは「どれくらいか」といったような意味もあります。

・統計学では主張したいことと反対の仮説のことを帰無仮説と呼びます。本音を言うと主張したいことと反対の仮説は捨て去って無に帰したいわけです。だから帰無仮説と呼ばれます。

・縦の長さf(x)、横の長さdxの短冊です。だから「f(x)(縦の長さ)×dx(横の長さ)」で面積を求めることができます。


数学独習法 (講談社現代新書)

数学独習法 (講談社現代新書)

  • 作者: 冨島佑允
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2021/06/16
  • メディア: Kindle版



タグ:冨島佑允
nice!(0) 
共通テーマ:

『半歩先を読む思考法』 [☆☆]

・たとえ、不老不死が実現しても、心は老いるんだ。

・社会の絶望度や心の老いのパラメータはコンビニに並ぶ酒のアルコール度数でわかる。最近はチューハイですら度数高い酒ばかりになっていく。

・「それでも」という4文字は自分の中でも大切なことだったのにどこに忘れてきたんだろう。

・伝えたいことがあるんじゃなくてお喋りしたいの。

・「面と向かったら言えないようなことを第三者について言及して、バカだのアホだの言っているアカウント」をミュートしたりアンフォローしたり友達から削除したりするようにしてから、僕のタイムラインは断然平和になったのだ!

・数千万人に向けて存在を知らせ、数十万人のフォロワーに向けて情報を発信し、数千人のためにメッセージを書き、数百人の仲間と集い、数十人くらいの後進を育てる。

・つまるところ自分の思考と雑談するように文章を書く。

・量だけでは弱く、質だけでは脆い。

・忙しいけど暇な状態と、忙しくて忙しい状態の間には何があるんだろうか。

・ネオフィリア(新しいもの好き)はすぐ冷める。しかし、その刺激を求め続ける中でなんらかの道を踏み固める。

・SNSで社会に対して大喜利している人々を死ぬほど抱えている今、特別な社会性表現とは何かと考えてしまうときもある。

・質量のある装置はやがて壊れ、質量のない装置はやがて忘れられる。

・テクノロジーの仕組みや原理は理解できないけれど、生活には根付いていて、多くの人が当たり前のように利用している。その時代を、「再魔術化時代」と呼びます。

・自動運転が始まったらどうなる?って昔聞かれた時に車中でのエンタメと答えた。確かに自動運転状態の飛行機に乗っているとき、人は寝ているか映画見てるか仕事しているか飯食ってるかくらいしかない。

・自分より優秀な人としか仕事しない/採用しない/チームを組まないと決めている。

・自分が何か一つでもこれは勝てないなぁと思うものを持っている人のことを僕は自分より優秀な人と表現する。



半歩先を読む思考法

半歩先を読む思考法

  • 作者: 落合陽一
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2021/07/19
  • メディア: Kindle版



タグ:落合陽一
nice!(0) 
共通テーマ:

『発注いただきました!』 [☆☆]

・プラスチックのボタンを、天然貝のやつに付け替えたんだ。シャツって、それだけで印象が全然変わるから。

・現代の人間が失ってしまった一番の感情は、待つ、という心だよ。

・自分は正しい自分は正しいって言って聞かせて、自信満々に自分を騙してるんだよって。そう言ってた。そうすれば、いつか本当に騙せ通せるもんだって。

・自信もって、堂々としてないと、騙せるものも騙せないよね。

・現実はいつだって、頭の中で考え尽くしたことを、いとも簡単に乗り越えてくれる。

・現状維持さえできればそれでじゅうぶん生きていけると感じられる国にいるから、わざわざ自分を変えようだなんて思えないだけだ。

・期待はあらゆる苦悩のもと……シェイクスピアの有名な言葉だ。

・人間かゾンビかどうか確かめるためにしりとりすんの。ちゃんとできたら人間、できなかったらゾンビ、みたいな。

・歩いて十分の一軒家、実家の客間、車でないと行けない施設。おばあちゃんの体調が悪くなるたび、「おばあちゃんち」は、どんどん場所を変えていった。

・お腹が空いたとき、私はたまに、こう思う。食べたいものがわからない。

・生きていくこととはきっと、両てのひらに溢れていた自由を一つずつ、自分以外の誰かや何かに差し出し、無限にある選択肢を一つずつ減らしていくことなのだと思う。

・薫り立つ違和感を表すちょうどいい言葉を持ち合わせていない自分を認識する。

・相談する相手もいない、その結果、自分の抱える不安に言葉を当てはめる機会に恵まれず、それゆえに、一つ一つを言語化し整理すればもしかしたらそれだけで落ち着けるような状態だったにもかかわらず、巨大な不安に苛まれていった。

・贋作ほど豪華な額縁に飾られるように、技術や実績を持ち合わせていない人間ほど、言動や立ち振る舞いに気を遣うようになる。

・自分をよく見せるためには誰かを犠牲にすることも厭わない姿勢。お前のやり方を、俺は、認めない。



発注いただきました! (集英社文庫)

発注いただきました! (集英社文庫)

  • 作者: 朝井 リョウ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2022/06/17
  • メディア: 文庫



タグ:朝井リョウ
nice!(0) 
共通テーマ: