『風の谷のあの人と結婚する方法』

・「自分は優しい人間だ」と思っている人も、優しさを実際に行動でもって表現しないと、ただ単に、優しいという概念を持っているだけの人で、まだ優しい人ではないことになります。

・天才は、好きなことをやり続けた人間の中から生まれる。

・たとえ親の仲が悪くても、まっすぐに育つ人もたくさんいます。そういう人は、自分の中にある「影」と、その理由に気づいている人です。人は気づくことができれば、自分の意識次第で人生を変えることができます。

・自分が微笑んでいると、目の前にいる相手も微笑んでいます。自分が敵意を見せていると、相手も敵意を持った表情をするはずです。つまり、自分が今どういう「在り方」でいるかは、他人を見ればわかるということです。

・成功してたくさんの物質に囲まれてしまうと、直感の声、魂の声が聞こえなくなります。

・「焼き鳥」と「やきとり」は違うもので、前者は鶏肉、後者は豚肉を意味するそうです。

・「マスト(musut)」、つまり「絶対にやらなければいけないこと」をできるだけ取り除くようにしてみたら。それがきっと本当の自由です。

・世間体というのは他者の価値観です。

・今、目の前に映っている自然以外のものすべては、人間のイマジネーションが具現化した物質だといえます。

・遅刻ばかりする生徒が、先生に「遅刻をするな！」と何度も叱られているとします。すると彼は「遅刻しないように、遅刻しないように」と何度も「遅刻」をイマジネーションしてしまうので、むしろ遅刻しやすくなってしまう。だから、そういうとき先生は「7時50分には席につくようにしよう」と言うべきなのだそうです。

・イメージ・トレーニングとは、ひとことで言えば「脳内で未来を楽しむこと」です。

・極めるということを意識しないで練習している人は案外多いです。それは、野球のピッチャーがストライクを狙わないで投球練習を続けているようなものです。それではただのキャッチボール。

・無理をして失敗するよりは、少し楽にして続けたほうがいい。

風の谷のあの人と結婚する方法

• 作者: 須藤 元気
• 出版社/メーカー: ベースボール・マガジン社
• 発売日: 2006/07/28
• メディア: 単行本

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