SSブログ

『お金がいやでも貯まる5つの「生活」習慣』 [☆☆]

・実業家として成功している女性は、男性よりも仕事熱心で、より質素な暮らしをしていた。一方、事業がうまくいかない女性は、ビジネスではなく自分が扱う商品に夢中になっていることが多かった。

・高額消費をする人たちは、いったい誰と張り合っているのだろうか。実は自分と同じような消費傾向を持つ人同士で競い合っているだけだ。つまり、経済的に成功した人ならこういう行動をとるだろうと自分たちが思いこんだ行動をまねているだけなのだ。

・「金持ちに見えることと金持ちであることは違う」、そして「金持ちに見える人のほとんどは金持ちではない」という。つまり、収入以上の暮らしをしているから、他の人に気前よくしていられるだけの金がないのだ。

・残りの97.4%の物故者が、収入を貯蓄したり、投資したり、価値が上がるものなどに回さなかったとすると、そのお金はどこに行ったのだろう。お答えしよう。基本的な必要経費を差し引いた多額のお金は、さまざまな商品に費やされ、今では埋立地やリサイクルショップに取り残されているのだ。

・ほとんどの人は、1年どころか一生かかっても1000万ドルも稼ぐことはないだろう。それなのに、多くの人が、スーパーリッチのように消費し、行動したいと願う。それでいて、経済的な健全性や自立を手に入れるために必要なステップを省こうとする。

・収入の最大化を目指すよりも、収入を効率よく財産に変えることが重要である。

・スーツは仕事着であり、包み紙であり、本のカバーのようなものだ。ほとんどの億万長者は、本や人をラッピングで判断することはない。しかし、あまりに多くの裕福でない人が「着飾る」ことによって成功者のまねをしようとする。

・セレブリティは、人口に占める割合はごくわずかで、さらに億万長者人口に占める割合も小さいにもかかわらず、比率を大きく上回るほどの消費をすると言える。だから彼らが破産したという話をこんなによく聞くというわけだ。

・金に金箔をはり、ゆりの花に色を塗る。それは、ばかばかしく過剰な行いでしかない。

・セイコーはアメリカ人の金持ちの中で1位の人気を維持していた。億万長者のほぼ5人に1人の時計は、セイコーだ。

・人間は、豊かである(高額の資産を持つ)か、豊かにみえるのに豊かでない(ステータスを示す商品で資産を失った)かのどちらかだという。

・特定のブランドを大量に買うのは金持ちではなく、金持ちのふりをする人=上昇志向の人なのだ。

・多くのワイン愛好家は安いワインを買ってきて最高の状態になるまで保存しておく。高級ワインこそ誇大広告以外の何物でもないということを知っているのだ。

・ポルシェに乗るスーパーリッチと上昇志向の人は、成り上がりの大衆といっしょにされたくないのだ。だから彼らは性能で優るコルベットより4万2945ドル余計に払っても、ポルシェを買う。

・アメリカでは多くの人々が不健康な食生活と運動不足のために太っているが、太りすぎの中高年は、ゆったりとした空間のある大きめサイズの車を好む。自動車会社はそれをわかっている。そういうわけで、SUVやピックアップトラックといったフルサイズの自動車は、一般的に準小型車などの小さな車よりも価格が高いのである。

・「メルセデス・ミリオネア」の行動パターンが示しているのは、彼らが他者に自らの富や権力やステータスを伝える必要を感じているということだ。

・車は身分を間違われないために用いるたくさんの武器の一部だ。車のブランドとは、そもそも彼が下々の者や、単なる一般人と間違われるのを防いでくれる予防手段なのだ。



「ふつうの億万長者」徹底リサーチが明かす お金が“いやでも貯まる”5つの「生活」習慣 (East Press Business)

「ふつうの億万長者」徹底リサーチが明かす お金が“いやでも貯まる”5つの「生活」習慣 (East Press Business)

  • 作者: トマス J スタンリー
  • 出版社/メーカー: イースト・プレス
  • 発売日: 2009/11/25
  • メディア: 単行本



nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

トラックバック 0