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『暮らしは、ちいさく シンプル生活と「私らしさ」を両立するヒント』 [☆☆]

・暮らしのなかの「シンプルとささやかな贅沢の両立」を、ご提案しようと思います。その鍵は、「小さくすること」。大きいと余分なものが増え、シンプルから遠ざかっていきます。

・自分が手をかけられる範囲の大きさで、自分の手に負えるモノしかもたなければ、何を捨てて何を残すか、真剣に選ぶことになります。そうすると自然に、お気に入りのモノだけに囲まれて暮らせます。

・「使い込もう!」と意気込まず、三年に一回ほどの割合で気楽に買い替え。

・外国の人にとってはライスも野菜のひとつですが、日本人にとって、ごはんはちょっと特別なもの。

・子供がいたりする家庭であれば電子炊飯器が便利でしょうが、大人が一人か二人で暮らすなら、「お釜はいらない」と引き算して、キッチンをすっきりさせることもできます。

・樹脂加工のフライパンには寿命があるので、高いものを購入して大事に使うより、手頃な値段のものを二、三年で買い替えたほうが合理的です。

・私の冷蔵庫は「一人暮しの学生用?」と言われるほどの小サイズ。大きな冷蔵庫はアメリカ文化の象徴であり、私のものは「イギリス式・すがすがしい貧乏所帯ふう冷蔵庫」です。

・私の食器棚は五段の棚がありますが、上に行くほど奥行きの浅い棚板にして、取り出しやすいよう工夫しました。

・いいものを見る目を養う一番の道は、いいものをたくさん見ることですよ。

・「掃除をしにくい装飾は引き算」しているので、私は部屋が汚れやすい飾りものを避けています。お人形、造花など、「洗えないもの、拭けないもの」は置かない。

・収納スペースはたっぷりあるほどいいわけではありません。まず枠を決めてそこに合わせるのが、ちいさく暮らすコツです。

・あるとき、アメリカで半世紀以上暮らしている姉の真似をしてバスタオルをやめたら非常に快適で、それが30年続いています。使うのがフェイスタオルであれば洗濯物の量も減り、細くたたんでリネン棚にすっきりと収まります。



暮らしは、ちいさく ~シンプル生活と「私らしさ」を両立するヒント

暮らしは、ちいさく ~シンプル生活と「私らしさ」を両立するヒント

  • 作者: 大原 照子
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2012/07/12
  • メディア: 単行本



タグ:大原照子
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