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『群れない力』 [☆☆]

・どうも、「知り合い=友達」って勘違いしている奴、多いんですよね。

・近所のゴミ拾い活動さえしないくせに、海外ボランティアにうつつを抜かしている、就職活動の点数稼ぎの大学生を見ているようで反吐がでます。

・どこにでもいるようなザコ同士が群れたところで、シナジーなんて生まれるわけがない。

・使えない人に無理に仕事を分け与えようとする、勘違いした雇用促進、弱者救済措置が、業務を滞らせていることにさっさと気づくべきなんですよ、日本の会社は。

・そういう連中が二言目に口にするのが「和を重んじるべきだ」という考え。小学校で教わったまんまの組織論を、そのままビジネスに持ち込んじゃうって時点で頭大丈夫かお前?状態なんですが。

・人はある方法でお金を稼ぐと、その稼ぎ方に固執する傾向がある。

・当たり前のことですが、1未満の人と一緒に何かやるくらいなら、一人でやった方がマシなわけです。1(あなたの力)×0.5(ダメな人)=0.5なわけですから。

・まともな友達がいないからこそ、軽々しく見ず知らずの他人と繋がろうなんて愚かな行動が平然ととれるんでしょうね。

・インターネットもまた現実であるということを理解できていないのか、リアルワールドでやったら相手に嫌がられるようなことを平然とやる人が増えてきている印象があります。

・トラブルメーカーの存在は人生にはつきものですが、そうと気づいてもなお、腐れ縁でつき合い続けるお人よしになるべきではありません。

・あれ!? 俺って人間不信? そう思えるくらいにドライになった方がいいです。

・過ちを指摘して改善することを望むことは可能か?ということがたびたび議論されるようですが、残念ながら性格以前の価値観の問題なので、外部からの働きかけによってその性質が変わることはまずありません。

・小学校、中学校の給食が団体行動だからでしょうか。いい年した大人になっても、群れてランチに行くのが当たり前、みたいな風潮があります。

・思うにそういう連中は、自分が取引先に対してペコペコしないと相手にされないクズだからこそ、自分が客になった時は相手もそうするべきだ、なんていう腐ったマインドを持っているんでしょうね。

・確かにお客様は神様ですが、福の神なのか、疫病神なのかは見極めるべきですし、疫病神であるならば、何のためらいもなくぶった切るくらいの決断をしてしかるべきです。

・極力、ご近所には干渉しないことです。相手がうるさかろうが、騒いでいようが、ゴミの分別をしなかろうが、ゴミ出しのルールを守らなかろうが。相手には相手の事情があり、それがルール違反であっても、あなたが私刑を行なう必要などないのです。

・生産性のないメールのやりとりは、発展性のないつき合いを維持するだけのしょーもないコミュニケーションです。

・言葉にした拒絶は相手に反感を持たれる懸念がありますが、無視という拒絶はそれほどの反作用を生みません。コミュニケーション上手は、相手の反作用を生まないために、あえて無視というコミュニケーション手法を多用しているのです。

・暇で何の生きがいも見いだせていない知り合いほど軽々しく声をかけ、貴重な時間を侵害しようとしてきます。

・なぜか「連絡に対する対応は当然であり義務であると考えている」というルールでお互いをがんじがらめに縛り合って、自由を放棄する人が非常に多いのです。

・ベンジャミン・フランクリンは「時は金なり」と言いましたが、その程度の認識どころの騒ぎではないのです。人生は時間でできているわけですからね。時間こそがすべてです。

・「変わりたい!」という願望を抱いていたとしても、不思議と現状維持の装置として機能する人や物を引き寄せていることはよくある話です。

・「友達を生活水準で選ぶなんてけしからん!」という考えが支配的だと思います。ですが、生活水準が違うと価値観も違うわけで。それこそ、単なる近況報告や自己紹介が、いちいち鼻につく自慢話のようにとられてしまう可能性だってあるわけです。

・オフ会なんてものは、主宰してお金を儲けるためのものであり、参加して自分が変わろうとか、人脈をつくろうとか、そう思わされている時点で負けです。むしろ周りをそう思わせて稼ぐくらいのしたたかさを持ちましょう。

・「魚の釣り方を教えてあげよう、それなら相手は一生食べるのに困らないから」なんて考えもありますが、相手が望んでいるのは魚そのものであり、魚を何の苦労もせずに毎日もらえるなら、釣りの仕方なんて勉強したくないし、釣りに行くのすら、かったるいと思っているのが現実なんです。

・孤独という言葉から何を連想するかと聞かれたら、自由、平和、快楽、天国、幸福などなど。でも、多くの方ってたぶん違うんですよね。

・周囲との比較から優越感を覚えることこそが、行動と快楽を結びつける上で最も合理的な方法なのです。

・学生時代のテストの点数がいい人って、もうずっとトップをひた走っていたじゃないですか。あれも結局は、テストのたびに優越感に浸れるがゆえに、勉強やテストに快楽を結びつけることに成功したから、なんですよ。

・たとえば、「1週間で10キロ痩せる方法」として、「一切の炭水化物を抜いて、毎日10キロのジョギングを朝晩行なってください」という方法を教わったとします。でも、これって普通に会社勤めをしていたら、かなり実践するのが難しいですよね。こんな感じで、できさえすれば結果がでるようなノウハウを学んでも、それを学ぶに値するレベルに自分が達していないと、どうすることもできない。

・「あぁ、この人は結果がでないだろうな」と感じる方には決まって、ある共通する特徴があります。それは、自分で考えることを放棄して、すぐに相手に答えを聞こうとする、ということです。

・基本的に群れないとダメなタイプは、誰かの話し声が聞えないと、あるいは自分が誰かと会話をしていないとダメなパターンが多いのです。音によって自分のいる空間をつくり、そこに閉じこもろうとする傾向があるんです。

・群れないとやっていけないタイプほど、一人でいる時はヘッドホンなどをつけて、聴きなれた音楽をかけながら歩いていたりします。

・電車の中でバカ騒ぎしていた学生の群れも、一人残されたあとは、みな面白いようにポケットから音楽プレーヤーをとりだして音楽を聴きます。

・ビジネスってのは、可能な限り一人で自己完結できるレベルにまでブラッシュアップされているべきだし、むしろ最初から誰かを巻き込もうとか考えている時点で、負けフラグです。

・自分が思うがままに生活すること、思ったことを口にすることが、すべて法律で禁止されているかのように、自分を殺している人って多いですよね。

・たぶん頭はいい方々でしょうし、学歴も素晴らしいんだと思います。でも、型にはまっちゃっているというか。違う世界を見せてくれるようなワクワクさせる存在の人って、もう既存のメディアにはいない感じがするんです。





群れない力 「人付き合いが上手い人ほど貧乏になる時代」における勝つ人の習慣 (経済界新書)

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  • 作者: 関口 智弘
  • 出版社/メーカー: 経済界
  • 発売日: 2013/04/25
  • メディア: 新書



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