『仕事も人間関係も「すべて面倒くさい」と思ったとき読む本』 [☆☆]
・あなたは心の疲れが積もっていて「休憩したい」と切に願っています。にもかかわらず、ギリギリになるまで頑張って自分を追いつめてしまうのでしょうか。それは、自分の「休憩したい」という気持ちを、あなたが「思考」で覆したり否定したりする、というのが大きな理由の一つです。
・否定的な言葉をつぶやけば、否定的な気分になります。肯定的な言葉をつぶやけば、肯定的な気分になります。
・ほとんどの人が判を押したように「よくなったら元気で、明るく、笑顔で楽しく、生き生きと~」と答えるのです。まるで標語のように、あなたはよくなったら「元気で、明るく、笑顔で楽しく、生き生きと~」しなければならないと思ってしまっているのです。
・多くの人が、明らかにそれを「したくない」と感じているはずなのに、「私は、つらいから、したくないんです」とは言いません。「しなければならないのはわかっているのですが、できません。どうすれば、できるようになるのでしょうか」と答えます。
・あなたは「不安である」ことを認めることは、すなわち「自分が弱い人間である」ことを認めることになる、と恐れていないでしょうか。では、「不安を抑えて」隠していると、強い人間になれますか。
・一人で山にこもって修行すれば、人とのコミュニケーション能力が上達するでしょうか? 一人で暮らす能力は伸ばせても、コミュニケーション能力が伸びるわけがないということは、説明するまでもないでしょう。
・「弱みを見せてはいけない。弱みを見せるとバカにされる」と多くの人が異口同音に言います。自分が思っているよりずっと負けることを恐れているのです。
・自分に自信がないために、相手が「そうだね」とうなずいてくれないと安心できません。相手が「わかった」と同意してくれないと、物事を安心して進めることができません。
・恋人は、自分を犠牲にしてまであなたに尽くしています。ところがあなたの無意識には、違ったメッセージとなって届いています。「あなたは、私がいないと、何もできない、ダメな人なのよ」
・「一人でいても、一緒にいても楽しい」と言えるのは、「いまに生きている」からです。いま、楽しい。いま、うれしい。いま、幸せ。いま、満足している。というふうに、「いま」感じている肯定的な「実感」を味わうことができるのです。
・愛や満足は、「相手が私を満たしてくれたら、愛や満足を感じることができる」のではなくて、「自分自身が愛や満足を感じることができるかどうかで決まってくる」のだと気づくのではないでしょうか。
・あなたの視点から言えば、親があなたに何を期待しようが、あなたに何を要求しようが、それは、あなたにとっては「まったく関係のない」ことです。「親の期待」は、親の問題です。
・自分をどんどん優柔不断にしていく動き方があります。それは、目先の利益や損得だけに囚われて、思考で判断していく決め方です。
・思考だけで決めようとすると迷いが多くなり、感情を基準にすると満足することが多くなっていきます。満足できれば、仮にその選択が多少間違っていたとしても、自分が満足して選択したものであるからこそ熱中できて、少々の損やハンディは、すぐに取り戻すことができるに違いありません。
・例えばあなたが、職場の同僚についての悩みをAさんに相談しています。あなたの頭の中にあるのは、その同僚のことです。Aさんは、そんなあなたの話を親身になって聞いてくれます。けれどもあなたの頭は、その同僚のことでいっぱいになっていて、Aさんを前にしながら、Aさんの好意どころかAさんの存在にすら気づいていません。
・基本的に、「相手が私にしてくれた好ましいこと」は、すべて「感謝」です。それは、相手のことが好きであっても嫌いであっても、変わりません。相手のしてくれたことには「ありがとう」です。それは相手を嫌いであることとは別問題です。
・否定的な言葉をつぶやけば、否定的な気分になります。肯定的な言葉をつぶやけば、肯定的な気分になります。
・ほとんどの人が判を押したように「よくなったら元気で、明るく、笑顔で楽しく、生き生きと~」と答えるのです。まるで標語のように、あなたはよくなったら「元気で、明るく、笑顔で楽しく、生き生きと~」しなければならないと思ってしまっているのです。
・多くの人が、明らかにそれを「したくない」と感じているはずなのに、「私は、つらいから、したくないんです」とは言いません。「しなければならないのはわかっているのですが、できません。どうすれば、できるようになるのでしょうか」と答えます。
・あなたは「不安である」ことを認めることは、すなわち「自分が弱い人間である」ことを認めることになる、と恐れていないでしょうか。では、「不安を抑えて」隠していると、強い人間になれますか。
・一人で山にこもって修行すれば、人とのコミュニケーション能力が上達するでしょうか? 一人で暮らす能力は伸ばせても、コミュニケーション能力が伸びるわけがないということは、説明するまでもないでしょう。
・「弱みを見せてはいけない。弱みを見せるとバカにされる」と多くの人が異口同音に言います。自分が思っているよりずっと負けることを恐れているのです。
・自分に自信がないために、相手が「そうだね」とうなずいてくれないと安心できません。相手が「わかった」と同意してくれないと、物事を安心して進めることができません。
・恋人は、自分を犠牲にしてまであなたに尽くしています。ところがあなたの無意識には、違ったメッセージとなって届いています。「あなたは、私がいないと、何もできない、ダメな人なのよ」
・「一人でいても、一緒にいても楽しい」と言えるのは、「いまに生きている」からです。いま、楽しい。いま、うれしい。いま、幸せ。いま、満足している。というふうに、「いま」感じている肯定的な「実感」を味わうことができるのです。
・愛や満足は、「相手が私を満たしてくれたら、愛や満足を感じることができる」のではなくて、「自分自身が愛や満足を感じることができるかどうかで決まってくる」のだと気づくのではないでしょうか。
・あなたの視点から言えば、親があなたに何を期待しようが、あなたに何を要求しようが、それは、あなたにとっては「まったく関係のない」ことです。「親の期待」は、親の問題です。
・自分をどんどん優柔不断にしていく動き方があります。それは、目先の利益や損得だけに囚われて、思考で判断していく決め方です。
・思考だけで決めようとすると迷いが多くなり、感情を基準にすると満足することが多くなっていきます。満足できれば、仮にその選択が多少間違っていたとしても、自分が満足して選択したものであるからこそ熱中できて、少々の損やハンディは、すぐに取り戻すことができるに違いありません。
・例えばあなたが、職場の同僚についての悩みをAさんに相談しています。あなたの頭の中にあるのは、その同僚のことです。Aさんは、そんなあなたの話を親身になって聞いてくれます。けれどもあなたの頭は、その同僚のことでいっぱいになっていて、Aさんを前にしながら、Aさんの好意どころかAさんの存在にすら気づいていません。
・基本的に、「相手が私にしてくれた好ましいこと」は、すべて「感謝」です。それは、相手のことが好きであっても嫌いであっても、変わりません。相手のしてくれたことには「ありがとう」です。それは相手を嫌いであることとは別問題です。
仕事も人間関係も「すべて面倒くさい」と思ったとき読む本 (中経出版)
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 中経出版
- 発売日: 2013/04/25
- メディア: Kindle版
タグ:石原加受子