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『2000年前からローマの哲人は知っていた 怒らない方法』 [☆☆]

・怒りとは「実際に自分に対して悪い行いをした者、あるいは自分に対して悪い行いをしたと思い込んでしまった者に対して、罰を与えたいという欲望」だと定義している。

・「敵」は一番外側の境界線で撃退しなければならない。

・罰を与える者にとっても、怒りはふさわしくない。罰は健全な判断によって与えられてこそ、強制の役に立つのだから。

・怒っている者の言葉を信じてはいけない。その声は大きく、脅すように話すが、その陰にあるのは臆病な心だ。

・復習は物事を改善するためにするのだから、怒ることなしに行なおうではないか。復讐は役に立つからするのであって、喜びのためにするのではない。

・悪意と妬みを持つ者は、たまたま人に訪れた苦しみを見れば喜ぶが、怒りは人の不運を待ち切れない。

・自分の耳に不快な言葉を吐くのが罪だと言うとは、いったい何様のつもりなのか。



2000年前からローマの哲人は知っていた 怒らない方法

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  • 出版社/メーカー: 文響社
  • 発売日: 2020/06/04
  • メディア: Kindle版



タグ:セネカ
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『しないことリスト』 [☆☆]

・管理コストというのは、お金やメンテナンスの手間だけじゃなくて、「アレ、ずっと使ってないけど捨てようか、どうしようか」というふうになんとなく気になり続けるという心理的なコストもある。

・世の中は広いから、大抵のものはどこかで余っていて捨てられようとしているものだ。だからうまく捨てたい人を見つけられれば、結構タダでもらえる。

・乞食のコツは、「何かください」という曖昧な要求じゃなくて「5ルピーください」とか「食べ物をください」みたいに要求をはっきりさせることだ。

・息を深く吸い込むコツは、いったん限界まで息を吐き切ること。何かを得ようとするなら、今持っているものを捨てるといい。

・有能な怠け者は指揮官にせよ。有能な働き者は参謀にせよ。無能な怠け者にはルーチンワークをやらせろ。無能な働き者には一切責任を与えるな。

・無能な働き者がなぜ悪いかというと、別に何もせずにじっとしていいときでも、やらなくていい余計なことをして事態を悪化させてしまうからだ。

・働き者というのは、いつも勤勉に働いて偉いように見えるけど、「実はじっとしているのが苦手だから常に何かをしている」というだけだったりする。

・メモを残すときのコツは「未来の自分は他人だと思う」ということだ。何も知らない他人が見ても理解できるように情報を整理しておく。

・土日が休みの会社員をやっていると、平日の昼間に自分が住んでいる町がどんな雰囲気なのかをあまり知ることがない。

・人間が変わる方法は3つしかない。1番目は時間配分を変える。2番目は住む場所を変える。3番目はつきあう人を変える。最も無意味なのは、「決意を新たにする」ことだ。

・確かに、今は検索すれば何でも知ることができるけど、「自分が何について知りたいか」という動機(検索ワード)を持つためには、ネットで見るだけでは不十分。

・少数のたまたまうまくいった成功例を一般化してはいけない。

・何を考えているかもよくわからない生き物に批判されても、「よく喋るテレビだな」くらいに思っておけばいい。

・議論が得意な人は優れているというよりも、単に議論というスポーツに勝つことが好きなだけ。

・そもそも現実世界では、議論に勝ったととしても物事はあんまり動かない。議論と納得はまた別で、相手を論破しても、それで相手が自分の思うように動いてくれるわけじゃない。



しないことリスト (だいわ文庫)

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  • 作者: pha
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2018/09/12
  • メディア: 文庫



しないことリスト

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  • 作者: pha
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2016/03/04
  • メディア: Kindle版



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『人生を思い通りに操る 片づけの心理法則』 [☆☆]

・行動の選択肢は、モノの選択肢に直結します。しごとにはいていく靴の選択肢を3つに絞れれば、それ以外の靴は捨てることができます。

・人間は、とりかかるときに必要な時間を20秒短縮するだけで、それを習慣化できる。逆に、20秒余計に時間がかかるようにするだけで、習慣をやめられる。

・持っていることでお金や時間、感動といったリターンを生まないモノは捨てる。あるいはそもそも買わない。

・本来の片づけとは、大事なモノ、持ち続けるモノを選ぶことです。

・理想の一日というのは、「毎日こんな生活ができたら最高に幸福」と思える一日です。

・「モノは所有することでなく、使用することによって幸福を生む」が原則です。

・片づけは最高の意思決定トレーニング。

・捨てられないモノがたくさんある場合には、それらを全部まとめて処分したと考えてみましょう。そして、「このうち、買い直すのはどれか?」と自問するようにします。

・何かを買いたくなったら、「お金が無限にあったら、本当にこれを買うか? もっといいモノを買うのではないか?」と自分に質問してみよう。

・お金があって「いつでも買える」と思うと、心に余裕が生まれて人はモノをそれほど買わないものです。お金が少ないからこそ、人は衝動的に安いモノをたくさん買ってしまうのです。

・重ねたり詰め込んだりせず、適当な隙間を保ちながらモノを置いていくと、収納しているというよりはモノを飾っている、という感じになってきます。

・デスクは実用性で選んではいけない。デザイン重視で実用性が低い家具というのは、たいていモノをしまうところが少ないですから、そのぶんモノを減らせるという利点もあります。

・必要なモノだけに囲まれて、すぐに使えて、すぐに片づけられる生活をするためには、収納はないに越したことはないのです。

・やりかけの仕事があると、実際より忙しいと勘違いする。やり残しをやめて、作業はきっちり終わらせよう。

・タスクをam/pm/n の3種類に仕分けしていきます。優先順位1位のタスクはam。これは午前中にやるべきタスクです。次に、優先順位2位のタスクはpm。午後に取り組むタスクです。最後に、優先順位3位のタスクはnです。18時以降の夜に取り組みます。



人生を思い通りに操る 片づけの心理法則

人生を思い通りに操る 片づけの心理法則

  • 作者: メンタリストDaiGo
  • 出版社/メーカー: 学研プラス
  • 発売日: 2017/11/22
  • メディア: Kindle版



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