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『もうレシピ本はいらない 人生を救う最強の食卓』 [☆☆]

・①コメと水を鍋に入れる。水加減は、指を入れて第一関節まで浸る程度でオッケー。②鍋を強火にかける。③沸騰したらフタを開けてしばらくそのまま強火。④水分が蒸発してコメの表面ギリギリになったら、フタをして弱火。⑤しばらくそのまま弱火(玄米なら20分、白米なら10分ほど)。⑥火を止めて10分蒸らす。はい出来上がり!

・結局、「失敗」なんて世の中にないのである。「失敗」と名づけるからいけないのだ。

・「出汁」ってカツオと昆布のことだと思ってたんだが、出汁、すなわち旨味を持っているのは一部のエリート食材だけなんかじゃなかったのである。旨味の種類や強さが違うだけで、すべてに旨味があるのです。

・寒くなってきたというただそれだけで、毎年毎年律義にドーンと登場する100円の巨大大根を目の前にすると、この世には実に気前の良い「自然の親切」というものが存在するのだということを感じることができる。

・ある日、ふと考えたのです。ゴーヤって苦いから美味しいんですよね。苦いのが嫌いなそもそも食べなきゃいい。ならばワタを食べたっていいんじゃ……? というわけで、ワタも種も一緒にそのまま輪切りにして天ぷらにして食べたら……。

・考えてみればそれはタケノコの美味しさというよりも、出汁とか調味料の美味しさであった気がするのです。それが証拠に、タケノコといえばあの独特の食感のイメージしかなかったのです。タケノコの味は全然わかっていなかった。

・道具なんて、何だっていいんだと思います。ただあるものをフルに使えばいい。そのためにも、やはり道具は少ない方がいい気がします。多くのものを持っていると個々の出番が減り、道具への愛も行き渡らなくなる。

・自分の食べるものを自分で作る。それは、自由への扉だ。あなたはその自由を手放してはいけない。

・お金を稼ぐだけじゃ自立しているとは言えない。稼いだお金をうまく使って、自分で自分をちゃんと「食わせていく」ということができて、初めて自立なんじゃないかと思う。



もうレシピ本はいらない 人生を救う最強の食卓

もうレシピ本はいらない 人生を救う最強の食卓

  • 作者: 稲垣えみ子
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2017/09/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



もうレシピ本はいらない 人生を救う最強の食卓

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  • 作者: 稲垣えみ子
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  • 発売日: 2017/12/12
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