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『未来のドリル コロナが見せた日本の弱点』 [☆☆]

・国民はみずからの程度に応じた政治しかもちえない(松下幸之助)。

・2020年は実際に、女性人口の過半数が50歳以上となったのである。

・深夜は「眠るための時間」から「自分らしく過ごすための時間」へと劇的な変貌を遂げたのである。

・コロナ禍は人口減少後の日本社会を予告編の如く見せたと先述したが、多くの人は人口減少後の社会がどんなものか体験しただろう。

・近くの病院にスーパードクターがいても、そこにたどり着けないのでは「その地に病院がない」のと同じだ。

・思考が「老化」した人々にとって、旧来の価値観が「絶対」のモノサシとなりがちであり、それを遵守しない人たちへの攻撃性が増すのである。

・国民の平均年齢が「若い国」であれば「実現し得る方策」を探そうと努力する。ところが、日本のように「老いた国」では「無難にやり過ごす」ことを重視する。

・問題なのは、社長の年齢が上昇するにつれて、企業業績の悪化傾向がみられることである。社長の年齢区分別の業績を比較すると、「増収」は30代以下が58.67%と最も高く、年齢が上がるにつれて割合は減少していく。60代は47.60%、70代以上は42.55%にとどまる。一方、70代以上は「赤字」が20.54%、「連続赤字」は10.53%で、いずれも全年齢で最も大きい数字だ。世代交代の重要性を示すデータである。



未来のドリル コロナが見せた日本の弱点 (講談社現代新書)

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  • 作者: 河合 雅司
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2021/06/16
  • メディア: 新書



未来のドリル コロナが見せた日本の弱点 未来の年表 (講談社現代新書)

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