紙魚：So-netブログ

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『マジ文章書けないんだけど』　[☆☆]

・「が」は直後の述語にだけ影響するけど、「は」は直後の述語だけでなく、遠くにある述語にまで影響する。

・未知情報の後には「が」、既知情報の後には「は」がつく。

・丁寧に書くことと、何度も同じことを書くことは違う。

・受動態には「被害者感覚」を表現する効果もある。

・文と文章の勉強をすると話し言葉もしっかりしてくる。

・SNSの文章って「状況」だけを書いているものが多いんだ。

・一つの文が「状況」を報告すると、それに反応してなにがしかの「行動」が起きる。これが「変化」を生み出し、さらにこの「変化」が新しい「状況」を作っていく。

・「状況」「行動」「変化」を意識して、その循環を書いていけばいい。

・5W1Hで一番大切なのが「Why」なんだよ。「なぜ」「どうして」っていう問いに答えるように書いていかないと、読み手がフラストレーションを持ってしまうんだ。

・あれだけ好きだったトランペットの音色をまったく聞かずにいるなんて。忘れ物をしたことすら気づかず早足で歩いている感じがします。

・文章を書くっていうことは、自分のことであれ何であれ、物事を客観的に観察するってことなんだ。

・意識しないと「状況」ばかりを書き続けることが多いので注意しよう。

・写生は物事をあるがままに写し取るので、主観的な表現ではなく客観的な表現になるんだ。しかし、そこの描かれた客観的な文を通して、共通するイメージができて共感を呼ぶ。

・毎日通る道をそれて、見知らぬ路地を通るのが好きだ。それだけで、全くの異空間を味わえるからだ。

マジ文章書けないんだけど ~朝日新聞ベテラン校閲記者が教える一生モノの文章術~

作者: 前田安正
出版社/メーカー: 大和書房
発売日: 2017/04/19
メディア: 単行本

タグ：前田安正

2019-12-30 19:23 nice!(0)

『日本現代怪異事典』　[☆☆]

・「青い目の人形」は1927年3月3日にアメリカから日本に親善を目的として1万体以上送られた人形の通称。第二次世界大戦時に反米政策によりその多くが処分された。

・1937年頃にはすでに赤マントが出現して警察が出動したことがあったとされる。

・金縛りとは本来仏教用語で、不動明王が自らの持つ金の縄や羂索で敵や賊、ひいては人の内に現れた悪心を縛り付けることを言った。

・戦地にてこっくりさんを迎え、戦争の勝敗を伺ったところ、「マ、ケ、ル、ライネン、七ガツ」と答えたというもの。この話では日本を遠く離れてもやって来てくれるこっくりさんは兵隊を励まし導いてくれる存在で、兵士たちの心の救いとなっていたという。

・「しなばそう」を逆から読むと「うそばなし」となり、この話が嘘であることがわかる仕掛けになっている。

・死人茶屋。上方落語の演目でかつては演じられた記録があり、二代目桂萬光などが十八番としていたが現在では伝承が途絶え題名のみしか残っていない。

日本現代怪異事典

作者: 朝里樹
出版社/メーカー: 笠間書院
発売日: 2018/01/17
メディア: 単行本

タグ：朝里樹

2019-12-26 11:16 nice!(0)

『お金と時間の悩みが消えてなくなる最高の時短』　[☆☆]

・タスクの処理とは、別の言い方をすれば「アウトプットする」ということ。

・目的を見つけよう。手段は後からついて来る。

・なぜそれをするのか──先のゴールへの到達の理由とならない取り組みは、すべて時間のムダ。

・そもそも「きつい目標」を設定してしまうのは、誰かに言われるがままにしているからか、あるいは自分のテンションが高くなった「冷静ではない」状態で物事を考えているからでしょう。

・「石の上にも3年」は、長すぎる。3年間物事をやり続ければ、安定が待っている……なんて時代でもありません。「石の上にも3か月」くらいの感覚ですかね。

・フィードバックは、「すぐに」もらえるものが効果的です。インスタグラムで「この写真の「いいね！」の数は、来月末に表示します」なんてことになったら、がっかりでしょう。

・効率的な人生の時間の使い方は、「やらなくていいことはやらない」という、ムダを極力排除するもの。

・情報量が乏しく、どうしていいかわからない場合に、「自分がお手本としている人ならどうするか？」と考えるのも、決断スピードを上げる方法です。

・その人がどう決断したか？ということではなく、あくまでも「もし自分がその人だったら」と考える、その人の思考をちょっと借りて、自分の頭にトレースするイメージです。つまり、「（頭の中で）人に決断を任せる」ということ。「自分で迷う時間はもったいないから、誰かが決めて」