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『簡単に暮らせ』 [☆☆]

・本来の薄型テレビとは、重く場所をとるブラウン管のテレビの重量による危険性とスペースを奪っていた不自由さから、人を解放して住まうための策であったはずです。

・人が行動を自ら起こすのは、自分にメリットがある場合です。どんなに正論を言われても、面白くなさそうなことや、これまでの自分を否定されたのでは、「やる気」が出ません。

・長時間の営業は助かるし利便性があります。けれども、「どうしても必要か」というと、そうでもないことがほとんどです。「開いているから行く」そんな感じです。

・多大な利便性は「実は誰かの犠牲の上に成り立っているのかもしれない」、そう考えれば、「とことん便利」を追求するのは、ほどほどにする必要があると思えるのです。

・幼い子供は、知っている単語が少ないので自分の気持ちを上手に表現できません。そのために時にはかんしゃくを起こす子供もいます。つまり、知識のストックは、心の安定にも一役買います。

・自販機で白湯は売られていないから、携帯マグで持ち歩く。世の中には何でも売られていますが、白湯だけは売られていません。

・「家事上手」のイメージが大きいドイツの家庭では、「コールドミール」という習慣があるそうです。それは「温かい食事は昼だけ」というスタイルです。朝と夜は火を極力を使わないでパン、チーズ、ハム、サラダなどで簡単に済ませるそうです。

・「世間」とは、せいぜい半径3キロメートル以内程度の近くに住む人と、親戚くらいのものです。

・「相手によって態度を変えない」とは、つまり相手を値踏みしないこと、対等に向き合うことです。

・相手が不本意な態度をとらないうちは、こちらが先に不本意な態度をとらない。

・「「こだわり」というのは、本来何かに拘泥していることを、やや批判的に言うときに使う言葉」なのだそうです。だから、「「こだわりの逸品」のような使い方は大間違い」なのだそうです。



簡単に暮らせ

簡単に暮らせ

  • 作者: ちゃくま
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2016/06/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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