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『「ひらめく人」の思考のコツ大全』 [☆☆]

・アップルがリリースしている「Music Memos」という公式アプリがあります。これは、ふと思いついた曲を歌って録音すると、そのメロディーにコードがふられ、ドラムやベースの伴奏を追加することもできるという優れものです。

・同じように、いつも人と群れているとどうしてもコミュニケーションをとることに夢中になってしまい、世の中の変化に注意が向かずに鈍感になってしまいます。

・鉄鋼王のアンドリュー・カーネギーは、火事で焼け落ちた木の橋を見て鉄の時代の到来を直感したそうです。

・常に「欲しいモノ」がある人とない人とでは、思考力に微妙な差が出ます。常に欲しいモノがあると「手に入れるためにはどうすればいいか」という思考回路が脳内に常設されて、さまざまな画策をするようになります。

・ファッションとは、上級者になるほど引き算である。

・ぜひ取り入れたいのが、25分間の集中タイムと5分間の休憩タイムを3~4サイクル繰り返したら、そこで1回30分の休憩を入れるという「ポモドーロ・テクニック」です。

・ヒットする企画の基本は「タイトル」「ターゲット」「タイミング」という3つのTのうち、どれか1つが欠けても成立しません。

・自分の出したアイデアをまず否定することから始めてみましょう。たとえば、「これじゃあ、ただの去年の規格の焼き直しじゃないか。ダメだ、つまらない」と否定してみるのです。次にもう一度、さっき自分がダメ出ししたことをまた否定してみるのです。「でも、焼き直しとはいってもテーマは同じなのだから基本はOK。必要なのは今年はどうかということだ」と。こうして「ダブル否定」をすることで、白でも黒でもない新たな視点にたどり着くことができるのです。

・心理学的には「嫌い」という感情は、その人にとってすでに意識している対象なのです。意識するほど嫌で苦手な分野にあえて足を踏み入れることで、自分の世界や価値観がぐっと広がり、今までにないヒントを得られる可能性が高いわけです。

・ワトソン君、君は見ているだけで観察していないのだ。

・同じ仲間から得られるのは、いわば自分にとっての日常的な情報ばかり。そこに発展や新鮮味は期待できません。

・ふと目に留まった情景にタイトルをつけてみましょう。これだけでクリエイティブ脳がみるみる働き出します。

・知っておくと便利なのが、実際のモノのだいたいの重さや長さ、距離、時間などです。たとえば、文庫本1冊の重さは150g、ビルの1階分の高さは3メートル、東京-大阪間の距離は約550キロメートル、新幹線ののぞみで移動すると2時間30分かかります。このようなリアルな数字を知っておくと、日常的に携帯できる重さなのか、何日で移動できる距離なのかなどが具体的にイメージできいるのです。

・視野を少し広めにして、今「動いている」モノの前後左右に注視するだけで、人よりもたくさんの情報を得ることができる。

・カーナビに頼りきっていると、とっさのときに「あっちだな」と判断するカンが鈍ってしまいます。こうした野生のカンは思考力や判断力に影響します。

・電通の「キザシペディア」や博報堂の「未来年表」など、何年か先までの消費者動向や社会の変化を予測するサイトが閲覧できます。

・現代人の暗記する力は失われているといわれます。思考力は脳が活性化していないと発揮されません。歌詞、文学、劇のセリフ…。何でもいいので「暗記する」ことを目的に脳のトレーニングを。

・心がすり減ったときに欲しいのは「教え」よりも「元気」です。「この人に会えば元気が出る!」という、サプリメント的な役割を果たしてくれる人が身近にいることが大事です。

・長いスパンを必要とする仕事を仕掛けているときには、仕事が終わるまでモノを出しっぱなしにしておいても誰にも文句を言われないスペースがあるのが理想です。このスペースに戻るだけでアタマもカラダもスムーズに動き出すからです。欲をいえば、アトリエのように好き勝手に使える空間があれば最高です。

・つまらない案が浮かんだら、それと真逆のことを考えれば面白いアイデアになるのです。いい案が浮かばないと悩んでいる人は、だいたいそこで諦めてしまう人です。

・常識を覆すと高値で売れる。ダイソンの勢いが止まりません。



「ひらめく人」の思考のコツ大全 (できる大人の大全シリーズ)

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 青春出版社
  • 発売日: 2017/01/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



「ひらめく人」の思考のコツ大全

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