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『高校数学、居酒屋で教えるとこうなります』 [☆☆]

・地震のリスクについては、大まかな基準がある。リスクが高い条件は、持ち家で住宅ローンがたくさん残っている、貯蓄が100万円以下、非常時に身を寄せる親族・知人がいない等。

・数学の定理は、見つけるのに1円のお金もかからない。見つけても、儲からないし、特許も取れない。

・すべての正の整数はどんな数でも、3つの三角数の和で表すことが出来るということなのです。三角数の数列は、1、3、6、10、15、21、28……。

・塾の名前は数列の和の記号「Σ(シグマ)」でしたね。生徒の和、思考力の和、発想の和、知識の和。いろいろな思いを込めてある。

・変化の流れがどうなるのか分析し、その先を読むには、微分・積分は欠かせないのです。

・日常の背後には、微分・積分あり。ふつう、みんなは、それとは気づかずに、微分・積分の恩恵だけをむさぼって。

・表面積が一定の缶の体積を最も大きくするには、缶の直径と高さを等しくすればいいのです。

・実は数学は生活の中で大活躍しているのです。ただ、数学の理論が抽象的なものだから無色透明で、その大活躍の様子が人々の目に映り難いだけなんです。見えないものが役に立たんと言うなら、たとえば空気は何の役にも立たないの?

・確かに数学のプロになって歴史に残るような定理や理論を築くためには、才能とかセンスというものが必要になるかもしれない。しかし、中学や高校で学ぶ数学に限定すれば、それらはあまり関係しないと思う。



やり直し教養講座 高校数学、居酒屋で教えるとこうなります (NHK出版新書)

やり直し教養講座 高校数学、居酒屋で教えるとこうなります (NHK出版新書)

  • 作者: 門間 明
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2011/09/08
  • メディア: 新書



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