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『戦隊ヒーローから学ぶ数字活用コミュニケーション術』 [☆☆]

・部品を削る・組み立てる・塗装するなどの工程は価値を作り込む工程ですが、運搬する・保管する・予定の時間まで待つなどの工程は、価値を生まない工程になります。

・製造業の生産管理では、価値を生まない工程を極力減らしていき、無駄を取り除くことで勤務時間内に生産できる価値を最大化しているのです。

・「やってみせ 言って聞かせて させてみて 褒めてやらねば 人は動かじ」という人材育成・人材活用に関する山本五十六の名言があります。

・人間にとって、最も貴重で取り返しのつかない資源は「時間」です。誰にでも平等である一方、溜め込むこともできなければ過去の時間を買い戻すこともできません。大切に使うことしかできないのですから、「お互いの時間を無駄にしないようにしましょう」と子供の頃から指導されてきたかと思います。

・期日のしっかりした設定を行うようにしましょう。やり方は単純で、「期日には日にちと時刻を設定する」ことだけです。時刻を設定しておかないと、コミュニケーションミスの発生につながります。

・学校教育や新人研修で「時間を守れ」と教えているのに、守るべき時間が曖昧に設定されていたのでは意味がありません。

・仕事を終わらせる日時を時刻込みでしっかりと定め、それに向けてしっかり仕事をしていく時代になっています。

・OBの昔話を聞きながら、「データはありますか? それはファクトですか? それともあなたの思い出ですか?」とか聞くと逆ギレされそうだよな。

・思い出だけに依存して変な意思決定すると、合理的な判断ができずに悲劇になる。

・褒めるべき努力ポイントが見つからず、「成績が良かった」「センスが良い」などと褒めても、本人のモチベーションが高まらず、周囲も学ぶことが乏しくなってしまいます。

・皆さんは「水99%の液体が症状に効くと宣伝して、500ml当たり4万円で販売した」という言葉を耳にした時、どのような印象を持たれるでしょうか? 実は、この話は「目薬」のことだったのです。



戦隊ヒーローから学ぶ数字活用コミュニケーション術

戦隊ヒーローから学ぶ数字活用コミュニケーション術

  • 作者: 佐々木 達郎
  • 出版社/メーカー: 合同出版
  • 発売日: 2018/12/03
  • メディア: 単行本



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