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『共感マーケティングのすすめ』 [☆☆]

・そこに人がいること、それがメディアの影響力としてまず一番の大きなパワーです。ターゲットとなる人がいるからこそ、マーケティングや広告の施策を扱う場として成立しているわけです。

・インスタグラム上の投稿が「誰かの体験の結果」であること、これは欠かせない大きなポイントです。「体験して投稿」するからには、その前に「購入」が含まれている場合が多いということです。

・いつの時代も人は人から影響を受ける。

・共感の対象は商品ではなく、インフルエンサーであり、そのインフルエンサーが提案するライフスタイルです。ですから、無形の商品であるサービスの提案も、インスタグラムではおおいに可能です。

・グーグルやヤフーで検索した場合、得られるのは、公式情報やそれに近いものであることが大半です。一方で、インスタグラムで検索をすると、その商品のあるシーンの写真が並びます。

・グーグル画像検索での検索結果がカタログであるなら、インスタグラムでの検索結果はアルバムといえるほどの違いがあります。

・インスタグラムでは誰かに真似されたいセンスを披露して知らない人からも共感を得ようとしていて、フェイスブックではすでに知っている人に対して日常の報告をしている。

・服はリアルの店舗ではなくネットで買うという若い人が、こう言っていたのが印象に残っています。「(リアルな)店舗には、テキスト説明ないから困る」

・フォロワー数が増えてくると、エンゲージメント率は下がっていきます。フォロワーからの「いいね」の割合が減るのです。これは、頻繁に「いいね」してくれるリアルな友人ではなく、読者やファンのように、投稿をただ眺めているだけの人の増加を意味すると解釈できます。

・ユーザーがインスタグラムで見たいのは、カタログのような写真ではなく、真似できるお手本、参考事例のような写真です。

・世界中で50億人以上が携帯電話を持っています。この数は指標によっては、水洗トイレにアクセスできる人の数よりも、携帯電話にアクセスできる人の方が多いといわれています。

・インスタグラムに決済の機能が付いたことで、これは新しいひとつの国が誕生したことを意味し、この国で経済活動を続けていくには、この国にふさわしいマーケティングが必要だと感じています。



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