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『仕事の成果がグングンあがる 「書き込み」手帳術』 [☆]

・行動や感情を記録しないのは、忘れるがままに、毎日の「得がたい体験」を捨てていくようなもの…。

・手帳をただのメモ用紙としてしか使っていない人が多いのも事実。忘れては困ることを書きとめておくだけの人にとっては、手帳はただの紙の束にすぎません。

・コミュニケーション力は、自分から言葉を発しなければ身につきません。

・「みんながステキと言ってくれるから、ファッションには自信がある」とか「子供の頃からいつも選手だったので、スポーツには自信がある」のように、私たちは誰かに認められたら自信をもちます。もちろん、それは自然な気持ちですが、人に誉められて生まれた自信は、意外にモロイものです。なぜなら、けなされたらその自信は失われてしまうからです。

・手帳は毎日、頻繁に見るべきものなので、見ていい気分になれることが大切です。高級な革製手帳を使って、仕事のやる気をかきたてるという人もいます。

・よく「1年も英会話に通ったけど、ぜんぜん話せるようにならなかった」という人がいます。しかし、1年間に何回、何時間、勉強したのでしょうか。週に1回、60分のレッスンだったとすれば、1年通ったとしても48時間、たった丸2日分しか勉強していないことになりますね。これでは覚えられることにも限界がある、とすぐに気がつくでしょう。

・人間誰でも、他人よりも自分自身の方が大切です。その大切な自分が、明日から何をするか、今日まで何をしたかがぎっしり書いてある本があったら、誰でも夢中になって読むでしょう。手帳はまさに、そのような存在なのです。

・「空き時間には手帳を見る」習慣をつけると、「いつでも見て楽しめる、自分なりの仕掛けのある手帳を作っておこう」という工夫も生まれます。お気に入りの格言を書き込んだり、家族やペットの写真をはさんだり、将来の夢や目標を書き込んでいる人も多いようです。

・人に嫌われることを恐れていると、自分の時間はどんどん奪われていきます。図太い神経で行動することも必要です。あなたの時間はあなたのものなのです。

・手帳の中で使う言葉は、「自分主体のもの」にしましょう。具体的には、「~してもらう」「~を待つ」「~次第」といった、他人の行動に左右される言葉をできるだけ避けるようにします。

・「経験」とは、書き残してこそ価値が実感できますし、周囲の人にも理解してもらえるものです。

・同じような乱雑な机でも、仕事ができるベテラン社員は放任し、新人には厳しく注意するという上司もいます。こうしたバラツキがでないよう、「何を注意し、叱責するか」は職場内でも統一し、また自分の中でも基準を設けておくことが大切です。

・部下に手を焼き、「あいつは何度注意してもわからない。ダメなやつだ」と投げだしてしまう上司が、どんな職場にもいます。しかし「何度注意してもと言いますが、では、具体的に何度注意したんですか?」と尋ねられて「○回ですよ」と、すぐに答えられる上司はあまりいません。「何度注意しても」と、自分ではたくさんの回数、くり返し注意した気になっていても、実際のところはせいぜい3~4回かもしれません。

・ほとんどの人が、思いつきの言葉を相手にぶつけ、言いたいことを言って済ませてしまいます。そして、うまくいかなければ「相手が悪い」と人のせいにする、そんな上司や先輩、あるいは親や先生に傷つけられた経験のある人は決して少なくないはずです。

・考える能力を伸ばし、話題の豊かな人になるには、批評精神を持つことも大切です。

・批評精神とは、自分なりの判断基準で、周囲のさまざまなものについて、その良し悪しを見つめ、何が本当に自分にとって価値のあるものなのかを探っていこうとする姿勢です。

・「映画館でお金を払ってでも見たい」「レンタルCD店にあれば借りる」「テレビでやっていたら見る」といった「お金の払い甲斐」で採点してみるのも面白いでしょう。

・他人の評価など、どうでもよくなってくるのです。「いい仕事をするのは、なにも、他人から誉めてもらうためではない」ということに気づいてくるからです。

・「誉める」とは、なにも特別に「すごい!」「えらい!」と言われるようなことでなくてもいいのです。「誉める」というより、むしろ「認める」と考えればいいでしょう。「こういう事実がある」と認めるだけでいいのです。






タグ:大嶋利佳
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